吉田松陰に学ぶ “覚悟の磨き方”-心 MIND-
“動きながら準備する”
この一文に 鳥肌がたった
自分の上司がかつて教えてくれた言葉に酷似していたからだ
”考えて動くな 動きながら考えろ” そう上司は教えてくれた
その上司が吉田松陰のこの言葉を知っていたかどうかは定かではないが
これはとても自分にとって刺激的な言葉のひとつだ
”いつの日か、十分な知識、道具、技術、資金、やろうという気力、いけるという予感、やりきれる体力、その全てが完璧にそろう時期がくると、信じてしまうのだ
(中略)
よく行動する人は、知識は必要最低限でいいと考える。なぜなら実際に動く前に、わかることなんてほとんどないと知っているからである”
そう記されている
上司の与えてくれた言葉と少し意味は違うが 記されている通りである
たしかに 今の時代(もしくは情報が集めやすいこの時代だからこそ?)
踏み出すことや失敗することに 躊躇する人は多いと思う
もちろん自分も実際にそうだ
無鉄砲に無計画に ただがむしゃらに物事を始めるのではなく
自分が信じること 志すことを明確に自覚していることが 大事なのであろう
無から有を生み出す このパワフルなステージこそ
大事なのは スキルでも知識でもなく 志 なのだろう
店が出来てから 制服が届いてから コーヒー豆が届いてから 始めるのではない
今目の前の大切な人に 一杯のコーヒーを淹れるだけで 商いとしては成り立つのである
夢実現プロデューサーの 山崎拓巳 さんという方をSNSで知った
そのかたがおっしゃっていた言葉を紹介させていただきたいと思う
“夢は叶えるものじゃなくって 始めるものなんです
夢って 叶えようと思うと 全てが揃わないと始まらない感じがするよね
例えば レストランをやりたい
レストランをやろう 物件を見つけないといけないわ スタッフを見つけないといけないわ
腕が確かじゃないといけないわ 接客のオペレーションはどうなってるんだ
ということになっていくんだけど
日曜日のお昼4人様限定のランチプレート コーヒー シフォンケーキ付き 1800円
これだったら 自分のホームレストランとして始めることができるよね
そしてやってみたらすごく楽しい
だったら早めのブランチと遅めのランチでやると 4人 4人で8人いけるじゃない
でいざやってみると私は仕込みが嫌いだって気づいたりするわけ
それだったら仕込み用のスタッフを入れて
8人の人とアポイントを入れることと 対応して接客することを自分がやって
その人と折半していくこともできるよね
これはさらに面白いねってなったら
レストランやっている人の水曜日の休みの日を借り受けて
自分がその日ばかりのレストランをやらせてもらうこともできる
夢は叶えるんじゃなくて 今小さくして始める
これが夢を叶えるというところまで手が届いていく方法なんです”
この言葉はとても自分に響いた
失敗や負債を恐れる気持ちもとてもわかる…
でもこんなふうに「夢を小さくして今始める」方法を知ったときは
とても視野が広がった気がした
やってみてどうだったかを決めるのは やってから
このブログを読んで 何かに動き始める人が一人でも増えたら嬉しいと思う